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2013.11.25

社員コラム

研修旅行で学んだこと

著者:川崎 有人

研修旅行で学んだこと

秋も終わりに入り、来月はもう12月ですね。

いつものことながら、1年が過ぎるのが早く感じられます。ちょっと前に「新年明けまして~」と言っていたと思ったら、もう年末といった感じです。

また、この時期は気温も低くなり体調を崩す人が多くなりますので、皆様も体調管理には十分お気をつけください。

さて、今回は11月9日に行いました弊社社員研修旅行についてのお話をさせていただきたいと思います。

今回は神戸市に行きました。私は神戸市が初めてという事もあり(通過したことはありましたが)、楽しく有意義な一日を過ごすことができました。

中でも「人と防災未来センター」という施設見学が特に印象に残りました。

「人と防災未来センター」リンク

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この施設は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から得た貴重な教訓を世界共有の財産として後世に継承し、国内外の地震災害による被害軽減に貢献すること、および生命の尊さ共生の大切さを世界に発信することを目的に設立された施設です。

建物内には震災関係の様々な資料が展示されていて、とても感慨深いものがありました。私は、震災当時はまだ学生で愛知県におりました。直接の被害はなく、メディアを通じての情報程度しか分かりませんでしたが、この施設で地震破壊のすさまじさを映像と音響で体感できたり、体験談を聞いたりと貴重な体験をすることができました。

私もそうですが、時間の経過とともに人の記憶は風化されがちです。震災直後は、そのすさまじさや大変さなど印象に強く残っていましたが、今はその一部しか覚えていなかったことを反省しながら施設を見学させていただきました。

「天災は忘れたころにやってくる」ことを思い知らされた施設でした。

関心のある方はぜひ訪れてみて下さい。

ところで、皆様は世界で発生している地震のうち、どのくらいが日本で発生しているかご存知でしょうか?

平成18年のデータですが、マグニチュード6以上の地震のうち約20.8%が日本で発生しているとのことです。日本の国土が世界の国土面積に占める割合が約0.25%に過ぎないことを考えると驚異的な数字ですね。「地震大国」といわれるのも無理はありません。防災対策の重要性が良く分かると思います。

また、政府広報オンラインにおいて次のような防災対策のポイントが紹介されていますのでご参照下さい。

1.一番大切なのは、一人ひとりが取り組む防災

2.家の中の安全対策をしておく

3.地震が発生した時の身の守り方を知っておく

4.津波警報・津波注意報が出た時は

5.ライフラインの停止や避難に備えておく

6.安否情報の確認方法を家族で決めておく

引用:政府広報オンライン

皆様も常日頃から十分な防災対策を行なって、もしもの際は少しでも被害を少なくできるよう、ご用心下さい。

武生事務所  川崎 有人

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