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2019.08.28

社員コラム

高校球児から学ぶこと

著者:辻岡 奈緒

高校球児から学ぶこと

朝晩少しずつ涼しく過ごしやすくなりましたが、皆様気温差で体調を崩されておりませ

んでしょうか。暑い夏を乗り切ってきて身体も心も疲れておりますので、これからは「秋

バテ」に注意して過ごしていきましょう。

さて、先週は猛暑とともに連日、高校球児たちの甲子園の熱戦が繰り広げられました。

惜しくも福井県代表の敦賀気比高校は負けてしまいましたが、我が子と同世代の選手たち

が頑張っている姿に、手を合わせながらテレビにかじりついて応援していました。

同じ北陸地方代表の星稜高校は健闘し、準優勝を勝ち取りました。勝負の世界ですが両チ

ームのお互いを尊重しながらの試合には目頭があつくなりました。

試合に出場している選手たちですが、私が幼いころから目にしていたのは高校3年生の

大きな身体の選手というイメージでしたが、今は高校1年生でもレギュラー、スタメンで

出場している選手が目立ちます。年功序列が沁み込んでいる世代の私は少し考えるところ

はありましたが、応援席の3年生の選手が純粋に1年生の選手を応援し、1年生選手は3

年生選手を敬い先輩のために頑張っている姿を見て胸が熱くなりました。また、相手チー

ムの選手を手当てしたり、相手チームの投手のもとに水分補給に駆け寄る姿を見て、敵チ

ームにもかかわらず同じ目標に向かう同士の姿は素晴らしかったです。

この姿は当然のことなのですが、大人になるとつい忘れがちで「自分」が先に出てきて

しまいます。毎年高校野球の時期になると、人のあるべき姿を思い出させてくれます。

高校球児たちにはこのすばらしい姿を社会人になってもずっと持ち続けて、素晴らしい

日本にしていってほしいと願っています。

福井事務所

辻岡 奈緒

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