2025.11.11
社員コラム
自動運転バス➁
著者:川端 陽子
昨年に引き続き、自動運転バスの試乗に行ってきました。少し前に見かけた際は真っ白だった車両も、今年はカラフルな菊とコウノトリのペイントが施されており、昨年よりも少し大きく見えました。
今年も運転レベル2での走行とのことで、試乗するか迷いましたが、コースが延長されていることもあり、乗ってみることにしました。試乗には『バスきて』というアプリをダウンロードし、希望の日時を入力して予約を行います。
予定の時間に市役所へ向かい、わくわくしながら車両に乗り込みました。自動車ではなく特殊車両のため、最高速度は時速20キロと低速で、相変わらずゆっくりとした運転です。しかし、他県ではこのような低速運転でも日常的に走行することで、路上駐車の減少など市民の理解が進んでいるそうです。
多くのセンサーが搭載されているため、事故の心配はほとんどないとのことですが、急ブレーキが多かったように感じました。現在、バスの運転士不足や利用者の減少により、路線バスの廃止や減便が進んでいますが、乗り換えタクシー(デマンド交通)の実証実験も行われているようです。
利用者としては、まだ不便に感じる点もありますが、今後この自動運転バスがどのように活用されていくのか、とても楽しみです。