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研修旅行2017

著者：山口　陽子

11月11日、毎年恒例の社員旅行がありました。今回は京都の宇治平等院と奈良の春日大社、東大寺と古都の世界遺産を巡る旅でした。

宇治平等院は平安時代の極楽浄土そのものの世界を表していてとても美しいですが、今回初めて入った博物館では現代の技術で当時の色鮮やかな復元映像や展示物を見ることができ、理解を深めることができました。

奈良ではパワースポットでも有名な春日大社を参拝し、東大寺へと向かいながら散策していると可愛い鹿たちがあちこちでのんびり寝そべっていたり、おじぎをしながら鹿せんべいをおねだりしてきます。出発時に心配した天気もすっきりと晴れあがり、青空と赤や黄色の紅葉、心地よい風の中で心が癒され、清々しく穏やかになってくるのを感じました。

東大寺は世界最大級の木造建築物だそうですが、正面から見たその大仏殿はあまりにも大きくそのスケールに圧倒されました。前回家族で子育て中に来たときは上を向いている余裕がなく目線が下方だったために気づかなかったのかもしれません。

それにしても、はるか１２００年以上も前の昔にどうやってこのような建築物が出来たのかと思いを巡らせると只々驚くばかりです。

かつて何度か訪れた地でしたが今回は今までにない新たな発見と感動がありました。改めて日本文化の美しさ、素晴らしさを十分に満喫することができ感謝感激の1日でした。

武生事務所

山口陽子